Sideway With Γ

ニューサスペンション

さて、エンジンO/H直後に前後のサスから堰を切ったようにだばだばとオイルが漏れ出たガンマ、ついに復活しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作戦名:「ニューサスペンション」

 

 

 

 

 

 

 

全然ヒネリないですね。いーんです。それだけ一大事だったんですから。

まずは仕上がったフロントビュー。

 

 

 

 

元のフォークはこんな色ですが、

こーいう色のものに交換しました。

特徴はなんと言ってもコレ。

そうです。

 

 

 

 

フロントフォークはN/P型SP用サスを新品で入れました(死)。

ちなみに、L型はフォークちょっぴり短いらしく、上の写真の様にケガキ線1本分つきだした状態がL型のディメンションらしいです。

わざわざフォーク長計測してまであわせてくれました。

 

 

 

 

さて、後ろです。

 

 

 

元のショックはこんな感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちっさなリザーバータンクでも、もうおわかりですね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リヤサスはオーリンズを入れました!(吐血)

 

 

 

ふう。

 

さて、フロントはインナーチューブに錆も出てましたし、なんかプリロードアジャスターのところにあんまり趣味でない回すヤツがついてたりするので、金色で見栄えのする、しかも、フルアジャスタブルのSPサス、そして、より後期の方が良いだろうと、N/P型用のものにしました。

あんまり趣味でないプリロードアジャスターを回すヤツ。プリロードアジャスターなんてそんなに普段いじらないですよね…。

リヤサスは、そもそもリザーバータンクなしのノーマルをオーバーホールする事もないし、左後方からのルックスのインパクトの弱さに金色のリザーバータンクが光るオーリングを選択しました。まるっきりの受け売りですが、モノショックのタイプのバイクは、小さなスペースしかなく、限られたスペースで、限られたストロークでダンピングしなければならないため、性能の差が大きく出るのだそうです。ですから、前後リプレイスサスは無理でも、リヤだけリプレイスするだけで、俄然良い乗り味になる、ということです。

ちなみに、弟のZX-9Rも私のSS900もリヤだけオーリンズです。

ガンマもリヤだけオーリンズとなりました。ちなみにガンマはフロントフォークが細いせいか、オーリンズの設定はありません(笑)。

今井さんから渡されたセッティングデータをメモっておきます。

    標準設定 今回の設定 傾向
フロント イニシャル 4段目
(8回転)
3.5段目
(7回転)
やや強く
圧減 最強から6クリック戻し 最強から5クリック戻し やや強く
伸減 最強から6クリック戻し 最強から5クリック戻し やや強く
リヤ プリロード 11mm  
圧減 最強から10クリック戻し 最強から9クリック戻し やや強く
伸減 最強から16クリック戻し 最強から15クリック戻し やや強く

こんな感じで出荷設定より1段ずつ強くした設定になっています。

んで、もう日も傾いてきてやや寒くなってきたのですが、試乗~。

またがった時の感触がいいですね。前のフワンと言う感触(一旦沈んで戻ってる(笑))から、フッと沈むだけで1Gの位置に納まります。落ち着きのある車体です。

スロットルを少し開けて、クラッチをそっとつないで発進。まだ慣らし中ですから。

一番左の車線から、一本右へレーンチェンジ。

「む…」

(挙動が重い!?)

一瞬、ネガティブなイメージが湧きましたが、それとは裏腹に車体はスッと隣のレーンへ。いつもはワンテンポ遅れて移動が始まっていたのですが。

いままでは自分の入力が、サスに吸収されて逃げていたのが、今回はちゃんと車体に伝わる分、感覚が重くなるようです。

国道をちょっと流そうと思って信号待ち。

信号を待っている間に、

(そういえばサスなんだから、まっすぐ走ってもアレか)

と思い直して、次の交差点で左折。あまり路面状態の良くないところをくねくねと走ります。

まずはダンピングがしっかりと効いていることを確認。以前はゴツゴツと路面で車体が揺さぶられていたのですが、いまは大きなギャップのときにコツコツと路面が悪いことを伝えてくるだけです。以前はちょっとしたギャップでフロントはフルボトムしていたものでした。

いくつかのコーナーを抜けると、フワフワした挙動からしっとりした挙動になっていることがよくわかります。旋回中の安心感が全然違います。11月の箱根ツーリングで、実は結構頑張って走っている(つもりの)箇所もあるのですが、DVを見るといかにものんびり走っています。

そうです。足回りがヤワだったんで怖かったんです。この足回りならもっと速く走っても怖くなさそうです。

 

 

 

 

ということでもはや後戻りはできなくなったあとにこの仕打ち、何が何でも走りきる覚悟で。

とりあえずは春までに1,000kmの慣らしを終えないと。オドメーターで25,300kmを刻んだら全開解禁なので、頑張ります。

さて、お待ちかねのお小遣い帳だっ!!

商品
補修部品
消耗品 その他 備考
これまで
388,526円
6,300円
945円
395,771円
オーリンズRショック交換
92,000円
      SU904 (46HRCL) ・技術作業料金サービス
Rショックリンク清掃・グリスUP
      技術作業料金サービス
FフォークASSY交換
109,000円
      51103-22D90-000(右)、51104-22D90-000(左)計2本
ステアリングステム清掃・グリスUP
       
ショートパーツ及びケミカル
2,000円
       
上記技術作業料金
17,000円
      試運転及びセッティング他含む
消費税
11,000円
       
サービス
▲1,000円
       
618,526円
6,300円
945円
625,771円

で、このごろリクエストが多いのは、

「で、お前のガンマいくらなのさ?」

というご質問です。わかりますよ、私の手塩にかけつつあるガンマを買い受けるには、どのくらいの予算の都合をつけなければならないか、それを知りたいのでしょう。

そうですか。わかりました、ええ、もう包み隠さずお見せしましょう。

 

 

 

 

車両本体
 
初期整備費用
 
その後のメンテ・カスタム代
(エンジンOH費用+サスOH費用)
 
合計
152,250円
143,084円
615,526円
910,860円

 

 

 

あっ、いまちょっとクラッと来ました。SS900のフロントオーリンズ2本(30万)ケチってセカンドバイクに91万…。

しかもローンとかナシで一時金で全部払ってるし…。

見送り事項

なし!(死)

走行距離 24,345km 全開解禁まであと 955km

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最終更新日: 2018年8月13日

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