冬のシーズンオフって言うこともあるのですが、仕事忙しくなったせいか、9月のスズキミーティング、秩父ツーリングに立て続けに行った後、ガンマはあっさり4ヶ月放置状態に。
3月の年度末進行(毎年やってるのに全く進歩しない業界)をようやく乗り越えて一息ついたらシーズンインという時期に来てしまいました。
で、SS900はヘッドOHに出すことにしましたので、しばらく家を空けることになりますので、その前に点検に出してきました。
テクニカルガレージRUNの新店舗に初めて行きましたが、 展示車両も多く、スゲー広々としていました。
4ヶ月放置状態だったことを伝えて、2008年3月9日、預けてきました。
後日、2008年4月5日、ようやく引き取りに行けました。
バイクの下に油が垂れる件、2ストオイルが垂れてるのかと思ったら、
ギアオイルが漏れてるらしいです…。
ということで、ニュートラルセンサーのオイルシールのOリングを交換しましたが、そもそもニュートラルセンサーにクラックが入っていたらしく、ニュートラルセンサーASSYも交換となりました。
ギヤオイルが水分で白濁する件ももしかしたらコレかも。
あと、タイヤのバルブのゴムの劣化が激しいので、交換した方がいい、とのことです。となると当然タイヤの脱着もあるのでちょっと迷いましたが、
これからシーズンインなので奮発して、パイロットパワーに交換することにしました。
パイロットパワーにしたのは、SS900に履かせたときにとてもグリップ感がアップして乗りやすくなったので、ガンマだとどうなるか試して見たかった、というところです。ミドルクラスのバイクにビッグバイク用のハイグリップタイヤ履かせるとネガティブな面が強調されることが多いらしいです。
ちょうどサイズもラインナップされていましたし、ミシュランタイヤは、グリップ力が足りなくなったときに一気に滑り始めるのではなく、徐々にズルズルと滑る感じがコントロールしやすくていいと思っています。パイロットスポーツに比べてはるかにグリップするようになっていますから、パイロットパワー滑らせるのはかなり怖いのですが。
ブリジストンのBT-92は値段も安く、耐久性も高く、ショルダー部のコンパウンドを変える製法で、峠とか走るときにバイクを寝かせたときはけっこうグリップ力があって総合力的には大変優秀なタイヤではありました。ですが、直立時ブレーキングが弱いのが残念で、ほとんどノーマルの私のガンマのブレーキ系で簡単にフロントをロックできてしまうのです。
まあ、ロックしてそのままズザーって滑るので良くないですね。ハイグリップタイヤになると、もうちょっと「制動力」も発揮してくれるのではないかと言うわけです。
果たして交換した結果、RUN代表の杉本さんによると、
「ビッグバイク用のサイズと違って、ガンマにあってるタイヤになってる」
ということでした。
単にサイズを合わせているだけではないのでしょうね。
タイヤの断面形状(プロファイル)が変わりクイックなハンドリングが強調され、すぱっと倒れ込むけど怖くない、という感じでしょうか。
点検の為に試乗してくれたそうですが、2ストの楽しさが蘇るいいバイクに仕上がってる、ということで、お店の常連さんのGSX-1000Rに道を譲らなかったらしいです。
まあ、RUNの手が入っていない所はないくらいの状態に来ているので、全部RUNのおかげですけどね。
で、その際に気になったのがブレーキだそうです。
「街乗りで軽く握る部分はいいけど、スポーツ走行で奥まで握り込んだときが怖い」
ということで、確かに最後はブレーキホースがノーマル(ゴムホース)なので、最後にグニッとブレーキホースが広がって握った力が逃げてる感じはします。
こういう場合、杉本さんはブレンボのラジアルマスターにしちゃうそうですが、まあ、とりあえずはこの状態で乗ってみることに。
もともとガンマのブレーキはガッツンブレーキらしいのですが、私のガンマはニッシンのCBR系などのマスターに交換されていることで割と良好なタッチで、おそらくゴムホースもガッツンの緩和に一役買っていると思うのです。
まあ、それはいいのですが、次回タイヤ交換時には、ホイールをカドワキコーティングで粉体塗装しようかな、などと思っていたのをコロッと忘れてまして、白いホイールの塗装が痛んだままになってしまった。失敗失敗。
塗装は次のタイヤ交換時かな(笑)。
品名 | 数量 | 単価 | 金額 | 補修部品 | 消耗品 | その他 | 計 | 備考(品番、価格はパーツカタログ1994-5 6版での価格) | |
これまで | 818,437 | 229,348 | 57,025 | 1,116,710 | |||||
12ヶ月定期点検 | 1 | 18,000 | 18,000 | 18,000 | 18,000 | ||||
ミッションオイル交換 | 1 | 1,120 | 1,120 | 1,120 | 1,120 | ワコーズプロステージ 0.7L | |||
F・Rブレーキオイル | 1 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | ワコーズ SP-4 | |||
ラジエタークーラント交換 | 1 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | ワコーズ製 | |||
ラジエターブースター注入 | 1 | 1,500 | 1,500 | 1,500 | 1,500 | ワコーズラジエタークーラント添加剤 | |||
スパークプラグ交換 | 2 | 450 | 900 | 900 | 900 | NGK製BR9ECM | |||
エアーエレメント交換 | 1 | 980 | 980 | 980 | 980 | ||||
ドライブチェーン調整・清掃・グリスUP | 1 | ||||||||
F・Rブレーキキャリパー清掃 | 1 | ||||||||
オイルシール交換 | 1 | 400 | 400 | 400 | 400 | ミッションオイル漏れ | |||
ニュートラルターミナルベースASSY交換 | 1 | 2,250 | 2,250 | 2,250 | 2,250 | ||||
Oリング交換 | 1 | 120 | 120 | 120 | 120 | ||||
Fタイヤ交換 | 1 | 18,400 | 18,400 | 18,400 | 18,400 | ミシュラン パイロットパワー 110/70-17 | |||
Rタイヤ交換 | 1 | 25,100 | 25,100 | 25,100 | 25,100 | ミシュラン パイロットパワー 150/60-17 | |||
F・Rタイヤ交換技術料金 | 1 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | 5,000 | F・R特価バランス含む | |||
廃タイヤ処分料金 | 2 | 400 | 800 | 800 | 800 | ||||
F・Rタイヤバルブ交換 | 2 | 500 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | ||||
ケミカル及びショートパーツ | 1 | 1,500 | 1,500 | 1,500 | 1,500 | ||||
点検以外の技術作業料金 | 1 | 9,000 | 9,000 | 9,000 | 9,000 | ||||
計 | 818,437 | 334,398 | 57,025 | 1211,780 |
ああっ、合計が合わなくなってる…。今度再計算せにゃ。どこがおかしいかわかった方は教えてください。
見送り事項
ホイールの塗装。次回タイヤ交換時にでも。
フロントブレーキ系。どこか走りに行ってみてから考える
走行距離 34,212km
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