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ブレンボ

ガンマにパイロットパワーを履かせて、先日箱根~伊豆へ行ってきたわけですが、タイヤのグリップ感がアップしたおかげでペースが上がったせいか、ブレーキ力が物足りないのが気になってしまいました。

先日の点検後の納車時に、RUN代表の杉本さんにも
「すごくいいけどブレーキが怖い」
と言われてましたので、この際思い切ってブレンボのマスターシリンダーに交換しようと思います。
(今まではCBR系と思われるニッシンのマスターシリンダーがついてました。純正のブレーキマスターよりは、使い勝手のいいマスターだという評判だったので、まあ、特に不満なく使っていたのですが。また、もともとブレンボ&オーリンズ教の人なのでメーカー的には躊躇はありません)

BT-92だと、ニッシンのマスターシリンダーでもあまり不満感はなかったのですが…。
タイヤ(=速度域)とのバランスなんでしょうね。

削り出しのレーシングマスターも見せてもらいましたが、赤いマークはカッコイイものの、値段が倍ということで、「どうなの?」って差があり、鋳鉄のにしました。

レーシングマスター、以前は国内での取り扱いがなく、イタリアに行く人に頼んで入手してもらって手荷物で持ってくる、というような苦労をしていたそうですが、現在は正規ルートで普通に手に入るので多少お安くなったそうです。でも、出る数は鋳鉄100本に対し2、3本くらいかな?ってことでした。そして、タッチの差は普通の人にはわからないらしいです。まあ、私は普通の人なのでわからないでしょう。



ジンさんが気になるって言ってた新商品という18←→20のレシオ可変型のマスターシリンダーも実物があったので見せてもらいましたが、重いのとゴツイのでイケてない感じがして、やめました。
(従来のタイプでも、レシオはレバー変えると変更できるらしいですね)

従来のと比較するとゴツさがわかります。さらに、持ってみるとその差歴然です。

ので、19×20のフツーのブレンボのマスターシリンダーにします。

で、実はホースもノーマル(ゴムホース(笑)秘密でも何でもないですが)なので、ブレンボのマスターシリンダーに加えて、前後メッシュホース化することにします。まあ、しないとブレンボが泣くでしょうし。
後ろは別に不満とかないのですが何となく揃えたいので。

プロトのスウェッジラインがRUNでは主流らしいのですが、ちょっとスカート部がガンマにはゴツイ気がするので、グッドリッジのビルドアラインのステンレスタイプのブラックで。
純正風のSタイプの取り回しにすることにします。

リザーバータンクは、現状(純正)を使えるようならそれで行こうと思います。ブレンボのカップにすると、ブレンボらしさが引き立つということですが、収まりを考えると、純正の方がスマートな気がします。
(インナーホースを入れて、ホース径を調整すればイケそう、とのこと)

トータルではけっこういいお値段になりました。

フロントのホースはお店に在庫があったGSX-R用を流用することでサービスしてくれるとのことで、リヤだけRGV250Γ用を発注することに。RUNでは、スウェッジラインに絞っていくつもり、とのことです。

届いたら交換しに行きます。

19×20でいいのかどうかは謎…。

あと、ニッシンのマスターシリンダーは、ブレーキフルードが暖まってくると、レバー調整しないとならないんですが、構造上割といい位置が出にくいんですよね。
(もう半回転のところで止めたい、とか(笑))

ノーマルキャリパーと現在のパッドで頑張ってみようと思っています。

リヤのマスターもノーマルで行きます。

スイッチは機械式です。
別にどっちでもよかったのですが、動作的にはあんまり差がないが、油圧式の方が壊れやすく、壊れた場合、交換にはブレーキフルードを抜かないとならない、というRUNの杉本さんの説明で、
「んじゃ機械式で」
ってことに。

レシオ切り換え式のはスイッチ同梱なのですが、結果的に値段はかわんないそうで。

まあ、それもありますが、握り込んだ最後に「ぐにっ」となるのは、ブレーキホースが膨張するからに他ならないと思うわけで(笑)。

4月29日、部品が揃ったそうです。
都合がつけば、新しいブレーキでGWのツーリング行けるなあ。

今日、交換しようと思ってるのに雨だし。
やむのを待って行くしかないが。

雨の間隙をついてRUNへ。
二人がかりで手早くやってもらって。
後半は汚いままのホイールまで清掃してもらって。

装着完了。キャリパーはノーマルのままですが、すでにオーバーホール済みですし、多少重量が重い点を除けば悪いキャリパーではない、という話。まあ、フロントはちゃんと対向ですし、リヤは片押しでも別に支障ないでしょう。

仕上がって調整のために握ってみると、すごい手前まで握り込まないと制動力が立ち上がらないので、かなり遠くしてもらおうとしたのですがダメ(調整範囲外)。

杉本さんが試走してくれましたが、ブレンボにしては軟らかすぎる、っていうことです。片平さんから、前回の点検時に指摘しておいたはずって項目が「ブレーキパッドの偏摩耗」。前回引き渡されたときは聞いてなかった気がするのですが、ブレーキパッドを交換するだけでそんなに変わるのかは別として、せっかくのブレンボです、パッドも新しくしてしまいましょう。

お店に在庫があったのは、RKのと、メタリカのブレーキパッド。今まではRKのでしたが、メタリカのがお薦めだというので、メタリカに交換。7518って書いてありました。

写真取り損ないましたが、元のパッドを2枚合わせると、確かにすこーし偏って隙間が空くのですが、はたしてそんなに影響があるのか、って位でした。

ですが交換後、握らせてもらうと、すぐわかる猛烈な効きになりました。

念のため、杉本さんがもう一度試走に行ってくれました。今度はバッチリ、ということです。

RUNからの帰り道の感じでは、0から100まで自在に使える感じで明日のツーリングが楽しみです。
そうそう100って言ってもこれまでのマスターの130あたりな感じなのと、いままでは80位で頭打ちになっていたと言う感じです。

意味がわかんないので、フィーリングで描いたブレンボとこれまでのマスターの比較図です。

さて、お小遣い帳です。今回は、あきらかに「カスタム」費用なので、「その他」ジャンルに加算。

品名 数量 単価 金額 補修部品 消耗品 その他 備考(品番、価格はパーツカタログ1994-5 6版での価格)
これまで  
 
 
818,437 334,398 57,025 1,211,780    
アクティブBホース SUS/BK 1 18,900 18,900     18,900 18,900 在庫のGSX-R用流用につき特価   
ブレンボラジアルマスター19×20 1 40,000 40,000     40,000 40,000    
ブレーキスイッチ 1 4,500 4,500     4,500 4,500 機械式  
アクティブBホースリヤ SUS/BK 1 10,000 10,000     10,000 10,000    
ブレーキオイル交換 F&R 1 2,500 2,500     2,500 2,500    
マスターインナーホース 1 800 800     800 800    
ブレーキパッド メタリカ 2 7,780 15,560     15,560 15,560 7518 フロント用   
作業工賃 1 8,000 8,000     8,000 8,000    
 
 
 
818,437 334,398 157,285 1,312,040    

 

見送り事項

ホイールの塗装。次回タイヤ交換時にでも。

 

走行距離 34,681km

[茨城ツーリング]

最終更新日: 2018年8月13日

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