Sideway With Γ

完了!エンジンオーバーホール

ついに、テクニカルガレージRUNに預けていたΓが仕上がったそうです。年内引き渡し出来るように組んで頂いたような形になりましたので、この冬は頑張って走りますかね(笑)。

12月29日、RUNの最終営業日に引き取りに行きました。実質的には大掃除をしているようでした。では、早速交換した部品など。

シリンダ2式。これまでにも詳しく紹介しているのでご報告のみ。いちおう引き取ってきましたので、焼き付いちゃったりして当面しのぎたい方などにご提供する方向で。

いろいろ。アクセルまわりのワイヤーも交換したので、アクセルはだいぶ軽くなりました。

外装関係。どうせお金かかっているので貧乏くさい部分の外装を交換しました。マジカルレーシング製のスクリーンと、ミラー、フロントフェンダーを交換しています。これも必要な方にご提供できれば…。

チャンバー加工の残骸。チャンバー入り口のリングを撤去してもらいました。

CDI。この状態でSplitFireと、新品ノーマルでは、新品ノーマルの方がいい気がします。

ということで、プラグは、BR9ESからBR9ECMを使うように戻りました。

仕上がったΓ。

さて、試乗もかねて少しぐるっと走ってくることにします。

エンジンは新品も同然なので、もちろん慣らし運転が必要なわけです。今井さんに指定されたのは、1,000kmまで、8,000回転をリミットに優しく扱ってください、とのこと。

とりあえず始動したエンジンは若干音が低くなった感じです。まえはコロコロ回ってたのに比べるとやっぱり圧縮が効いているのかな?等と素人考えをしてしまいます。

1速に入れて軽くアクセルを開けてクラッチをそっとつなぐと、スッと車体が前に出ます。明らかにアイドリング+αあたりのトルクが太くなって、また、エンジンも止まりそうにならずに粘るような印象です。

とりあえず7,000回転くらいまで徐々に開けていくと、たしかに全域でトルクが太くなっている実感があります。また、以前は、5000回転を越えたあたりからブワァーッと盛り上がっていたのですが、その前からパワーが出てきていて、唐突感がなくなっています。

2速につないでじっくり8,000回転まで回すと、回転の上がり方がすごくスムーズになっている感じがします。おそらく、排気バルブやワイヤーがおニューになっている関係で、低速時の充填率重視の状態ができあがっているのではないでしょうか。前は片方は動きが鈍く、片方かその片方の排気バルブが破損していたわけで、排気バルブの役割が十分に果たせない上、中・低速は左右のシリンダーの出力にばらつきがあったのではないか、と推測します。

つまり、谷らしい谷がない、すばらしいエンジンになっています。

3速に入れて再びじっくり8,000回転まで回すと100km。

これはもうすばらしいの一言です。おそらく、どんなに状態のいい中古でもこのエンジンコンディションは難しいと思います(前オーナーがそういうことをする人でない限りは)。

結果としてもう1台買える金額のオーバーホールをしたことになりますが、エンジンの内容がわかっている安心感と、このフィーリングは前の状態にはなかったもので、中・低速が充実したために、8,000回転まで回せれば十分交通の流れに乗って走れます。

全開が出来ないとはいえ、この状態でも全然フラストレーションなしに乗れますから、1000kmの慣らし自体も楽しんで乗れそうです。

商品
補修部品
消耗品 その他 備考
これまで
42,992円
6,300円
945円
50,237円
エンジンO/H 345,534円       詳細は後日
388,526円
6,300円
945円
395,771円

見送り項目

1. 前後サスのO/H。(出来れば後期の金色のSPサスに交換希望)

走行距離 24,316km

[ああっ!サスがっっ!!]

最終更新日: 2018年8月13日

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